お墓まいりの時はホープ軒の前を通る。いつもルートが決まっていて、こちらは一つ目のお墓なので、さすがに途中でご飯を食べるわけにもいかない。でもこの店は僕の食べ歩き原点のような店。常に隙あらば寄って行こうと思っていた。
二つ目のお墓まいりを終えて、一つ目の方に戻ってきた。実はお彼岸の中日にお寺がお弁当を振る舞っているのだ。子供の頃から来ていて、そんなことは初めて知った。ずいぶん前から続いている習慣だそうで、昔は御膳を振る舞ったそうだ。
せっかくなのでわざわざ戻って来たのだが、お寺の中は大行列。こんなに檀家はいない筈だ。どこから湧いて来たのだろうか。
お弁当といっても、おこわを2パック配るだけだが、僕らは一つにしてもらって、帰りに念願のホープ軒に行った。
脂多めにしてもらったのだが、昔食べたホープ軒の味を思い出した。昔は今よりも脂が多かったのだろうか。
岩佐寿司 築地
J-WAVEで紹介させてもらったお礼も兼ねて、築地の「岩佐寿司」に行くことにした。つきじろうさんにお願いして、今回も同行してもらうことになり、岩佐寿司ファンのトマ子さんと3人で築地に向かった。
つきじろうさんの案内で築地を見て回りつつ、岩佐寿司に向かう。この日はいつもよりも少し人が少ないようだ。大和寿司の行列もなんとか並べそうなほどの長さだ。
岩佐寿司は満席だが行列はなく、すぐに座ることができた。いつも「貝づくし」にするか迷うのだが、今回は「おまかせ」にした。無事お礼も言うことができて、美味しいお寿司と楽しい会話を堪能した。
その後は「愛養」でコーヒーを飲んで、いろいろと用事を済ませて帰路についた。
いつもながら、つきじろうさんの知名度には驚くばかりだ。どこに行っても声を掛けられるし、みんなすごく好意的だ。以前よりも築地での存在感が増しているように感じた。
くねんぼ食堂 与論島
与論島の「くねんぼ食堂」。僕の泊まったホテルのすぐそばにあって、部屋からも裏口を使えば目の前。個性的なご主人がつくる料理は独創的だが、質がとても高い。この島でなくて他の場所にあったとしても、特筆すべき店になっていたと思う。
昔沖縄で刺身を食べた時は、海水温が高いと魚はあまり美味しくないんだなと思った。最近くねんぼ食堂で刺身を食べるまでずっとそう思っていたのだが、どうやら間違った認識だったようだ。
与論島の刺身はうまい。だいたい沖縄と同じ魚が手に入るのだが、与論島の人たちは魚の食べ方を知っている。お店のご主人から説明を受けて、それだけの違いだということに気づいた。
ル・パリジャン 神楽坂
神楽坂にあるビストロ「パリジャン」。長年パリの一流レストランでサービスをしてきたと言う生粋のパリジャンがオーナーで、「神楽坂に現代のパリを」というのがこの店のコンセプトになっている。
「土日祝ランチメニュー」1,800円は前菜とメインディッシュを一品ずつ選んで、食後にコーヒー、紅茶などが付く。メインディッシュが2つになってデザートも付く2,800円のコースもあるのだが、はじめてなので1,800円の方にした。
この日のランチは3組だけだったのだが、予約したのにあまりいい席ではなかった。たぶんいい席から埋めるのではなく、お客さんを離して座らせることに配慮しているのだと思う。
店員さんは日本人だけでなくフランス人も何人かいて、それがウリになっているようだ。サービスの人数が はかなり多くて、テキパキとお皿を下げる。お昼だからか、ゆったりと食事をする感じではない。
写真はメインの「ブロシェット」。これは言わばフレンチ串焼き。神楽坂はビストロ激戦区。値段を下げるか量を増やすかして欲しいかな。
三代目 鳥メロ
ようやく「鳥メロ」に行くことができた。鳥貴族には一度行ったのだが、似たような業態である鳥メロにも行ってみたかったのだ。鳥メロはワタミが展開している店。他にもワタミの系列で面白い店をいくつか知っているので、こちらの方が完成度が高いのではないかと思っていたのだ。
生中は1杯199円。これはかなり安い。「炭火焼鳥7本盛」999円を注文。よく分からないが、「ぷるぷるダレの炭火焼鳥」だそうだ。鳥は国産だそうで、同じような他店と比べて質は良さそうだ。
お通しは「旨塩昆布キャベツ」300円。これは簡単でおいしいアイデア商品だと思う。シメは「鶏白湯ラーメン」499円にした。小さいけど味はなかなか。この調子なら鍋も良さそうだ。飲み物が安いので、たくさん飲みたい人にはオススメだ。