大塚のビストロ・ジュイエーが「割烹ビストロ樹癒え」として再スタートを切った。 長年本格フランス料理を供してきた店が、内装もガラリと変えて割烹ビストロになったのだから、驚いた。京都の町屋をイーメージした店内は、樹の温もりのある癒しの空間。ご主人が密かに研究をしていた日本酒も出すことができる、和風の空間に仕上がっている。
家から近いこともあり、僕はこの店には何度も来ている。特にクリスマスディナーの定番として、クリスマスだけでも3回くらいは訪れていると思う。今年は12月中の1ヶ月間、「Xmas特別メニュー」をやっていた。12月23~25日はXmasコースのみだが、それ以外の日も注文できるのだ。
写真は「フォワグラのリゾット、モリーユ茸のソース」。いままで何度も食べてきたメニューだが、フォワグラは樹癒えが最も得意とする食材。いつ食べても間違いのないメニューだ。
樹癒えになって変わったのは、フランス料理に和のテイストが加わったことと、ポーションが小さくなって、全体的に値段が低く抑えられているところだろうか。お箸で食べやすいように、ほとんどの料理が切り分けられているのも大きな特徴。席数もかなり増えたが、いつのまにか満席になっていた。リニューアルは成功しているのだと思う。